【中田浩二】Jリーグ最多タイトルの鹿島アントラーズ。常勝軍団のつくり方
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注目のコメント
勝者のメンタリティーを持ったチーム文化を作れると組織は非常に強いですね。
作るまでが非常に難しいですが。
"ベースとして当たり前にあったものを、文字にしたり見えるものにしてしまったりすると、急に薄っぺらくなってしまう場合もあります。基盤としてあったものが、突然一番上に来てしまうということかもしれません。"
これは自分にない新しい視点です。
ただ、「帝京魂」という名前の付け方が悪いという可能性もあるかなあと思いました。
明確にするのが言葉にする目的なのに「帝京魂」では逆にわかりにくくなっている気がします。事業部と強化部が一体となりながらも、役割がきっちりと別れている。チームとしての成熟を感じる一方で、多くのチーム(特にJ3)とかでは、現実問題として事業部と強化部を分けられるほどの予算もリソースもなさそう。そこを乗り越えられるチームがどれだけ生まれるか楽しみ。
鹿島OBの多くがコーチやフロントに入ってきたら、そうそうたる顔ぶれ。。あとはやっぱりアジア・チャンピオンになってもらいたい。
これまで鹿島は何回もアジア・チャンピオンズリーグに出場してきたが、ベスト8が最高だった。なぜ勝てないのか、何が足りないのか。中田浩二さんの世代はそれをフィールドの中で体感してきた。
Jリーグは現在、サッカー業界以外の方にアドバイザーとして参画してもらうなど、経営・運営面での改革を実行しようとしているところ。そこに海外でのプレー経験もある元選手達が、必要な改革を主張していくと、よい相乗効果が生まれてくると思う。
全体としては、資金・チーム運営、外国人選手の獲得、日本人選手に何が足りないのか、Jリーグとアジアチャンピオンズリーグの過酷な日程をどう乗り切っていくのか、などなど色々な課題があると思う。
Jリーグ発足から23年が経ち、海外経験のある方が指導者・フロントに入り始め、ずっとJリーグを見てきた子ども達が20代になって現役選手となっている。そろそろ改革のタイミングだと思う。
