なぜスクープを連発できるのか 新谷学・週刊文春編集長を直撃
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>そこで理解していただきたいのは、われわれはやみくもにプライバシーを暴いているわけではないということです。先に述べたように、社会をリードするような影響力のある人がこんなことをしている、こんなことを言っている、という知られざる事実を紹介する。その報道によって「ちょっと待てよ」という多様な視点を確保できるのではないか、と考えているのです。
この姿勢は素晴らしいと思う。政治関連の報道に関しては是非この気概で挑んでいただきたいし、私も見習おうと思います。
でも芸能人、政治家のプライベートの話になると「？」ってなる。
「そんなことして何が楽しいの？」というよりかは、「プライバシー侵害してまで暴く意義あるのか？（どうでもよくない？）」と思ってしまう。
>巨大な権力を握っている人が相手でも、何かおかしいところがあれば、世の中に知らせる必要がある。「王様は裸だ！」と言えるメディアはいつの時代も必要だと思う。「不都合な真実」を最初に叫ぶには、勇気が求められる。そこで私たちの背中を押してくれるのが、読者の皆さんの「知りたい気持ち」なんです。
橋下さんが不倫してたとして、それって政策に影響するの？関係あるの？
「政局」には影響あるかもしれないけど、本当に議論されるべきなのは「政策」の方だよね。
（「女性が活躍する社会を！」って謳ってる政治家が、実は裏側で女性をdisってたとかなら暴く意義はあると思うけど。）
読者の「知りたい気持ち」に応えることは大事だし、「ガス抜き」の役割も維持されるべき。「多様な視点」を提供することも確かに意義はあるけど、それらを大義名分にして何でもかんでも暴こうとするとむしろ本質をぼかしてしまう危険性があると思う。
注目のコメント
やっぱりクソ文春のポジショントークでしかなかった笑。何か白くする捜査だよ。てめえらの勝手な思い込みと浅薄な知識で検察みたいにストーリーありきの記事作ってるだけじゃねーか。たまには人を褒めて完売してみろよ。結局人間のゲスな感情に訴えて部数売りたいだけの屑なんだろ、認めろよ。そこからだよ。
長い記事ですが興味深く読みました。
「理解」と「批判」のどちらのスタンスで書くべきか悩みながら読んでましたが、コメントを書いている今でも定まりませんでした
大衆が知りたいことは何でも暴くという姿勢は上品なものではないと思いつつ、一個人としてはそれに驚き楽しんでいる側面もあるのも事実
誰が公人で誰が私人なのか、何がプライベートで何がパブリックなのかもあいまいだし、こういう存在があるから抑止力になるという面も否定できないし、文春がやらなくてもどこかはやること。そしてどの国にも存在するということも併せて考えると、妬みも黒いところもある人間という生き物や、人間社会というもののリアリティを考えると必要なパーツなのかも、というような気もしました公人の不倫、著名人による犯罪、薬物事件、元少年Aへの取材や甘利氏のスクープなどは、社会への問題提起や疑問を投げかけるという意味で納得するんですが、どうしても「芸能人の不倫や密会」だけは存在意義を最後まで肯定できませんでした。
これだけは「売れるからやってるだけで、別になんの社会的意義もない」と言い切ってくれた方が気持ちいいし、逆にスッキリします。
