空き家を公営住宅化し、子育て世帯や高齢者向けに活用へ 国交省方針
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これ非常に重要なニュースです。
空き家が増えているのに市営住宅を維持・更新。なんて無駄なんだろうと多くの人が思うのに改善しない理由は、市営住宅には補助金が国から出て、借り上げでは原則出ないからです。
就任後に市営住宅と借り上げ化の将来の財政負担を真剣にシミュレーションして、借り上げ化を断念した経緯があります。
条件が同じであれば、千葉市でも民間物件を借り上げ、市営住宅化し、既存の市営住宅を少しずつ減らしていくことが可能になります。
気になるのは空き家に限定した場合、空き家には空き家なりの理由があるので市営住宅としての要件を満たす物件がどの程度あるか、という点ですが、それでも大きな前進です。
ようやくか…という感もありますが、改善に遅すぎるということはありません。大いに期待しましょう。この国土交通省の動きは、板橋区議会都市建設委員会や板橋区老朽建築物等対策協議会でも取り上げてきました。
高齢者・低所得者の住宅セーフティネットを守らなければならない反面、空き家が増加しているわけで、地方自治体としても注目すべきニュースです。
もちろんがんばって推進してほしいのですが、これだけでは空き家問題も住宅セーフティネット問題も解決しません。
板橋区の特に危険なAランク老朽建築物207件のうち、登記されているのは2割しかないとか、持ち主は半分見つかれば御の字だといった、大変厳しい状況が報告されています。
利活用が可能な老朽建築物は、そう多いわけではありません。
私は2/17の一般質問で、老朽建築物を一種の「不良債権」と捉え、最後の手段として公金を投入して処理する選択肢を準備すべきだと訴えました。
住宅セーフティネットの観点からは、URは何をやってるのか?という想いがあります。
UR高島平団地は仕様が古く老朽化しつつある割に家賃が高く、いったい誰向けなのかわかりません。
私としては、独立行政法人という形はどっちつかずなので、UR住宅は公営と民営にはっきり分割すべきだと考えています。
これを目に留めた国会議員の皆様、どうかご検討をm(_ _)m