旅客機高級シートに参戦した日本企業の勝算

コメント

注目のコメント

• 谷村 研人

  国内航空会社 気象予報士

  ・2015年12月20日

  飛行機は座席のすわり心地を売る商売ともいえるので、特に上位クラスのシートには大変なお金をかけています。人間工学的な良さはもちろん、万一の際の安全も担保できなくてはなりません。航空当局の認証を得られるだけの技術力も必要です。
  このような市場環境の中で、シンガポール航空という業界トップの一角から受注を得ているというのは大変良いニュースです。最近はLCCもビジネスクラスなどの上位クラスを設定し利鞘を稼ごうとしていますから、この方面に食い込むことができればより受注を伸ばすことも可能でしょう。
  
  また個人的にはANAの国内線の座席を開発したトヨタ紡織にも期待しています。小柄な日本人女性でもすわり心地が良いように工夫したとのことですから、これは欧米のシートメーカーがすぐにまねできるものではありません。アジア圏のLCCなどに売り込む余地があると思いますので、ぜひ頑張ってもらいたいと考えています。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2015年12月20日

  SQで導入されたのは、他社に売り込むにも信頼度という点で大きいと思う。記事では明記されていないが、おそらく小糸工業の偽装が発覚した関係で、チャンスが回ってきたのだと思う。
• 山中 祐輝

  Uzabase, Inc. SaaS事業執行役員 マーケティング担当

  ・2015年12月20日

  結構びっくりした。
  
  「業界の平均的な相場でいうと、ファーストクラス用は1席で高級外車が買えるくらいの金額だ。ビジネスシートでも、あと少しでプリウスが買えるくらい。」