インフォグラフィックで復習。オープンガバメントの歩み
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インフォグラフィックを使った新企画をはじめました。
「オープンガバメント」は、認知されないことには、活用事例が増えないため、プレゼンテーションが重要に思います。
しかし、まとめるにあたり、政府の資料に目を通しましたが、関心を持ちにくい体裁のものが多いと感じました。NewsPicksのインフォグラフィックの新企画に、編集協力して参加しました。
今回は、拙著の『ICTことば辞典』とNPとのコラボ企画で、ICTことば辞典に出てくる単語やキーワードをもとに、さまざまな事象をインフォグラフィック化するという試みです。
ICTことば辞典の第4章の「教育/社会/政治/法律」では、今回のテーマである「オープンガバメント」や、オープンデータといった、情報技術と政治の分野の関わりについても書籍の中で紹介しており、その内容をもとに櫻田さんに編集していただきました。
このインフォグラフィックとテキストも書かれているように、「オープン」という考え方がもつ2つの意味をもとに、今後の情報化社会における社会のあり方、政治のあり方のシフトをより多くの人が考えるようになればと思います。
同時に、ここにはまだまだイノベーションが求められる領域でも有ります。テクノロジー、デザインを理解した人材が政治・行政の分野に入り込んでいくこと。その先には、市民社会やこれからの民主主義のあり方、都市のあり方など、さまざまな事象と絡んできます。ここに、次の時代の大きなイノベーションのヒントがあると私は考えています。
こういった次の時代に必要なヒントとなるものを『ICTことば辞典』ではまとめておりますので、ぜひ手にとっていただき、社内の会議などのアイデア出しなどで使えるかなと思います。
http://www.amazon.co.jp/dp/4385137374オープンガバメントはアメリカ発の新潮流です、みたいな説明の仕方は間違ってないけど、オバマ政権も8年の任期の終わりが近づいてるんだからその先を見ないと。
オープンデータはG20の経済成長との関連が論じられてるし、オープンガバメントパートナーシップも広く深く途上国にまで広がってる。オープンガバメントって何?という説明も、もうオバマのものじゃなくなってるともいえる。
海外情報にも強い経済メディアであるNPには、シビックテック以外の観点も持った解説をしてほしかったな。
ということで、次作に期待。