予防医学研究者、医学博士。1981年、広島県生まれ。Campus for Hの共同創業者。東京大学医学部健康科学科卒業、米国ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。「人がより良く生きるとは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門は予防医学、行動科学、計算創造学など。著書に『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』『疲れない脳を作る生活習慣』『仕事はうかつに始めるな』などがある。
「はたして私たちの社会は進歩しているのか?」 この問いに答えるため、ルーズベルト大統領は、GDPという概念を導入します。すなわち、GDPの増減をもって社会の進歩を判断したのです。
そしてGDPという概念は、1944年のブレトン・ウッズ会議を通して世界に広まっていきました。
……それから80年近くが経とうというのに、未だに社会の進歩はGDPで測定されており、いかなる革新も起きていません。しかし近年、「ウェルビーイング」という概念が登場し、GDPを補完するものになりうるのではないかと期待されています。
もちろん、「ウェルビーイング」は社会全体の話ではなく、会社や個人についても適用できる概念です。
それにしても一体、「ウェルビーイング」とは何でしょうか?それは私たちの日々の生活にいかなる影響力を与えうるのでしょうか?
本ゼミでは、近年注目を浴びている「ウェルビーイング」をひもときながら、とくに「日本的なるウェルビーイング」について思索を深めていきたいと思います。
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